結婚生活って、幸せなのか考えてみた。
1日18時間は結婚について考えているアラサー人間の「なるが」です。
まるでケーシィ・・・。
(ゲーム ポケットモンスター より)
アプリ、合コン、街コン、パーティ、相談所。
ありとあらゆる婚活システムがありますけど、一体どれを使っていいのやら。
極論「自分に合ったものを使え」だとは思いますが、それぞれにメリット・デメリットがあり、また、例えば相談所も会社によってメリット・デメリットがあります。
というか、結婚ってすべきなのでしょうか?
1日に18時間も結婚考えてたら、頭の中がグルグルになってきました。
「結婚するのが当たり前」
「早く結婚しろよ」
「結婚相手欲しいな」
って話が周りにあるため、私の脳は「結婚しなきゃ」「婚活しろよ」って思ってるだけなのでは・・・?
私は、現在未婚の独身です。
そこで、結婚が幸せかについての日本の研究論文を2つ紹介します。
※今日は真面目な記事です!!!!
離婚率の高さ
「結婚は人生の墓場だ」
という言葉を聞いたことがある人も多いと思います。
結婚したのはいいものの、描いていた生活とのギャップ、結婚相手の様子、など様々な要因から、理想との違いによって生まれた言葉ではないかと推察します。
今の日本の離婚率を知っていますか。
約35%。
3組に1組は離婚しています。
このような数字を示されて「私結婚した~い!」って思える人がいれば、是非今すぐにでも結婚してください。夢と希望は大切に持っていてください。
私は、この数字を見て「結婚しても離婚する可能性高いじゃん・・・。」と悲しくなりました。
でも、周りには結婚して幸せだって言っている人がいるのも事実ですので、結婚が幸せか調べてみました。
結婚は幸せか
日本労働研究雑誌(2011年)に浦川邦夫先生の「幸福度研究の現状」という論文が載っていました。
浦川先生は、幸福の要因は多様であるとした上で、「所得」「家族・結婚」「隣人・地域」などの要因の効果について、研究、分析結果を概観しています。
海外の研究では、
既婚者は、未婚者や離婚者と比べて主観的幸福が高いこと。
離婚してる人も、結婚していない人に比べて、離婚してから幸福感が低いこと。
が挙げられています。
これらのような多くの論文をもとに、家族や隣人などの対人関係が幸福に与える影響は非常に大きいことを示しています。
簡単に言うと、いろいろなことがあったにしても「結婚した方が幸せだよ。」ってことを言っているわけですね。
生活に満足していれば幸福?
「満足」と「幸福」って似ている言葉ですよね。意味を調べてみると、次のようになりました。
<満足>
心にかなって不平不満のないこと。心が満ち足りること。
<幸福>
満ち足りていること。不平や不満がなく、楽しいこと。
意味も一緒ですよね。
ただ、研究論文を見ていると2つの言葉が登場します。
「生活満足度」と「主体的幸福感」です。
「生活に満足しているんだったら、幸福でしょう!」
と思いますよね。
でも、意識調査を行うと全員が全員そうではないようなのです。
成蹊大学文学部の紀要(2014年)に小林先生とカローラ先生の「生活に満足している人は幸福か」という論文が載っていました。
もちろん、「満足なら幸福だ」「不満なら不幸だ」と感じる人が多いものの、満足と幸福が不一致の人も23.4%います。
このような不一致になる人は、女性ほど、年配者ほど、既婚者ほど、世帯収入がおおほど、「不満だが幸福」という不一致が増えています。
例えば、
「収入があるから、不自由のない満足した生活はできるけど、夫とは言葉を交わすこともほとんどなく仮面夫婦状態で幸せとは言えない。」
という人が不一致の状態であるのはないでしょうか。
しかし、満足と幸福が一致している人が多いのも事実ですよ!
まとめ
結婚して幸福になるか、満足できるかは、結果的には個人によります。
デンマークの哲学者、セーレン・キルケゴールは次のように述べます。
「結婚したまえ、君は後悔するだろう。
結婚しないでいたまえ、君は後悔するだろう。」
結婚した結果、どうなるかはさっぱり分かりませんが、少しでも結婚したいと思うのならば、婚活がんばってみた方がいいんだろうなと思います!
目標は、幸せな結婚生活!幸せを掴みに行きましょう!!
おわり。